一般寄附金
2022年度(第7期2023年4月末現在)は有限会社ミライキカク1,104万円、株式会社ピーコス(朴𣳾秀様)120万円、株式会社MKLINE172万円、株式会社MKONE164万円、鄭禧昇様200万円、黄南植様40万円をはじめ87名の方から一般寄付金2023年4月末で1,926万5千円、指定寄付金は287万4千円、計2,213万9千円を寄付していただきました。
事業の内容
(1) 教育助成事業
愛知朝鮮中高級学校に570万円、名古屋朝鮮初級学校に507万8千円、東春朝鮮初級学校に251万5千円、愛知朝鮮第7初級学校に70万9千円、豊橋朝鮮初級学校に93万3千円、県下朝鮮学校施設に合計1,493万5千円の施設補助をいたしました。
(2) 奨学金給付事業
奨学金給付は初級部(小学生)7名、中級部(中学生)3名、高級部(高校生)7名、大学生3名合わせて20名(×12か月分)に240万円の奨学金を伝達しました。
(3) 多文化交流支援事業
第1回エッセイ集「MIRAI」を発刊しました。
(4) 子育て支援事業
幼稚園に通学費補助として年間180万を助成しました。
感謝の声
2022年度奨学金を受給された方々からの声の一部です。
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私の将来の夢は客室乗務員になることです。朝高を卒業して日本の大学へ進みましたが、必ず夢をかなえるという気持ちで勉学に励んでいます。しかし、勉学にかかる費用は大きく、両親に頼んで捻出してもらうことも難しく、アルバイトで支出を補ってきましたが、学業にさらに注力するため、奨学金の支給を希望しました。奨学金をいただき、財団への感謝の気持ちとともに、自分自身が同胞社会の希望と力になれる人材になるため、前に進んでいきたいと思います。コマッスミダ。(愛知県内大学生)
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子どもが高級部入学とともに主人が職を失い1年間無職となってしまったことで、日本の学校への転校も考えました。しかし、本人の愛知朝高への思いが強くそのまま通わせることにしました。現実的には月謝の支払いが困難になり、大変ご迷惑をおかけしています。この3年間、寄宿舎費用も含め助けていただき、何とか立て直そうと努力していますが、弟の学費もあり未納金のある状況に恥ずかしく、申し訳なさでいっぱいです。本当に助かります。(寄宿舎生の母親)
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母子4人で暮らし、子どもの学費や通学費などの負担が大きく苦しい家計を圧迫しており、子供たちに不自由な思いをさせています。日本の学校だと全部無償で学べるのに、朝鮮学校では大変負担が大きく苦しい思いがいっぱいです。子供たちの為精一杯務めていますが、力の足りない私にお力沿いをいただき、奨学金は涙が出る思いです。関係者の皆様、有難うございました。(30代名古屋市内女性)
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コロナの影響で職場の転勤が何度もある中、収入は下がる一方、物価高もあり、生活が非常に苦しいです。子供たちのウリハッキョで学びたい気持ちと居心地の良さに、何とか通わせたいと思います。奨学金は非常に助かり、また、励みになります。ありがとうございました。(40代愛知県男性)